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かなでる名盤⑥ ~孤独な影~

私的な名盤を所蔵CDアルバムより定期的にご紹介する「かなでる名盤」のコーナー

息抜きがてら、当社ブログでゆっくりしていってください。

今回取り上げるアルバムは

ジャパン『孤独な影』です。(80年発表)

収録曲

①孤独な影

②スウィング

③バーニング・ブリッジズ

④マイ・ニュー・キャリアー

⑤メソッズ・オブ・ダンス

⑥エイント・ザット・ペキュリアー

⑦ナイトポーター

⑧テイキング・アイランズ・イン・アフリカ

 

ジャパンですが英国のバンドです。これも大学時代に手に入れたCDアルバムで、依頼、今に至るまで愛聴盤です。実は、現在の所有の上記ジャケットはオリジナルのジャケットではありません。

出典:Japan Gentlemen Take Polaroids

これがオリジナルのジャケットです。顔の角度が少し違う。

最初に手に入れたCDアルバムは上記曲順ではなく、本作先行シングル①のB面曲2曲(2曲ともインスト)が、なぜか③④の間に1曲と⑦⑧の間に1曲挟み込んだ形で収録されている「問題作」でした。この2曲を飛ばすために一体何度リモコンの先送りボタンを押したことか笑 現在の所有盤は本編のあとにインスト2曲がボーナストラックで収録されていますので、そのストレスから解放されました。

音の方ですが、ロキシー・ミュージックやデヴィッド・ボウイの影響下にある、独特な雰囲気のある欧州趣味のニューウェイブです。そしてこのバンド、メンバーが個性強すぎです。動き回るミック・カーンのベースライン(フレットレスベース使用)、音数の多いドラム、怪しげな音色のシンセ、そこに妖艶なデヴィッド・シルヴィアンの歌声が乗っかってきます。ギターだけは影が薄いです(その後脱退する)。アルバムA面1曲目①B面1曲目⑤を聴くとバンドとしての特徴がよくわかるかなと思います。ミック・カーンはサックスやオーボエなどの飛び道具も扱えて②などではサックスが効果的に使われてます。③はほぼインストでデヴィッド・ボウイがベルリンで録音した『ロウ』『ヒーローズ』の世界観。④前半サックスソロ、後半のバイオリンソロが印象的でいい味出してます。⑥はマーヴィン・ゲイのカバー曲ですが原曲のオールデイズ感は皆無で、完全に自分たちのものにしてしまっています。⑦バックの演奏がピアノ、シンセ、管弦楽器の欧州趣味の曲。⑧最後は明るめのシンセサウンドの曲で締めます。この曲、デヴィッド・シルヴィアンと坂本龍一との初コラボです!この2人のコラボはこれ以降も続いていきます。→過去ブログ「かなでる名盤① ~禁じられた色彩~」参照

まったりとしたい夜にはジャズもいいですけど、趣きの異なる本作もいかがでしょうか。

それではまた!

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かなでる名盤⑤ ~チューダー・ロッジ~

私的な名盤を所蔵CDアルバムより定期的にご紹介する「かなでる名盤」のコーナー

息抜きがてら、当社ブログでゆっくりしていってください。

今回取り上げるアルバムは

チューダー・ロッジ『チューダー・ロッジ』です。(71年発表)

収録曲

①イット・オール・カムズ・バック・トゥ・ミー

②ウッド・ユー・ビリーヴ?

③リコレクション

④トゥー・ステップ・バック

⑤ヘルプ・ミー・ファインド・マイセルフ

⑥ノーバディーズ・リスニング

⑦ウィロウ・トゥリー

⑧フォレスト

⑨アイ・シー・ア・マン

⑩ザ・レイディーズ・チェンジング・ホーム

⑪モデリン

⑫キュー・ガーデンズ

 

先日、高校時代の友人のフルート奏者のリサイタルに行って来たのですが、古今東西の英国音楽をフルートで演奏するというマニアックな試みをしていて(演奏の方はさすがプロ、実に素晴らしかった!)それに触発され、今回わたしも得意のマニアックな英国ロックからチョイスしてみました笑

英国ロックの中でも、すごいジャケットのアルバムがあるらしいとのことで、一体どんなものかと、大学時代に日本盤紙ジャケCDが復刻されたタイミングで一度買い逃してしまい、その後ドイツ盤紙ジャケCDを偶然CDショップで見つけて即購入したアルバム。いわゆるジャケ買いしたアルバムです。

そのジャケットとは、なんと、6面開きの変形ジャケット!復刻されたCDサイズでもアートの世界です!

ちなみに発表当時のレコード盤は今ではとんでもないプレミアがついているとか…

肝心の音の方ですが、英国の田園風景が目に浮かぶようなフォークサウンドがベースで、要所要所に管弦楽器のアレンジが効いてます。この時代のフォークロックの中でも透明感のある澄んだサウンドが特徴で、個人的には、冬の寒い朝に聞きたくなるアルバム。今シーズン最強寒波が続く今年は特にお世話になってます笑

男性2人、女性1人の3人組の混声グループで、女性はアメリカ人ということもあるのか、歌声もクセのないサラッとした感じです。同時期の英国人女性フォークシンガーのような野暮ったい感がありません(失礼!)コーラスやアコースティックギター、その他楽器の音の分離度も高いです。レコーディングの環境が良かったのかなぁ。

ときおり聞こえるフルートがいい味出してます。③⑥⑧⑨等フルートソロは息遣いまで含めてが音楽です!A面①~⑥は統一感のある仕上がり⑦からB面でバラエティーに富んだ曲が並びます⑦は憂いを帯びた雰囲気⑩は本作唯一ロックのノリで⑪はギターのインストで、ホルストの木星(ジュピター)っぽい感じメロディーも出てきます⑫最後は爽やかなカバー曲で締めます。

チューダー・ロッジ自体、有名ではありませんし、英国ロック好きの方でも知る人ぞ知るって感じですが、マニアックな音楽をやっているわけではなく、内容は非常に聴きやすいと思います。

外見(ジャケ)も中身(音楽)も素晴らしいので、機会があればぜひご賞味下さいませ。

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嘉穂郡桂川町T様邸リフォーム ビフォーアフター

先日、当社で仲介し、中古戸建の購入+リフォームでご希望されていた、嘉穂郡桂川町T様邸のリフォームが完了しました。

T様のご了承を得て、リフォームした一部のビフォーアフターをご紹介いたします。

中古戸建を購入されてリフォームをお考えのお客様、参考にされてみてはいかがでしょうか?

 

リビング、キッチン

洋室と和室の間仕切りを4枚戸襖から4枚引込戸に変更。こうすることで戸を開けたときの開口部が広くなります。

キッチンは壁付けのI型キッチンから対面のL型キッチンに変更。以前よりも開放的なリビングになりました。

窓は内窓を付け断熱性を高めました。

 

洗面所、お風呂

洗面所の棚は撤去してすっきりした印象に。お風呂は既存浴室を解体し、戸は引戸に変更、浴室乾燥暖房機付きのユニットバスになりました。

 

洋室、納戸

洋室の壁は木目調の化粧ベニヤから白のクロス仕上げに、納戸部分は状態が悪かったので、壁・床を一度解体し、造作棚を新設しウォークインクローゼットになりました。全体的に明るい雰囲気になったと思います。

階段

階段の状態が悪かったので、一度解体し、現代風に造り替えました。明るい雰囲気になったと思います。

 

参考になりましたでしょうか?

 

かなでるプランは中古戸建の購入だけではなく中古戸建の購入+リフォームの対応も可能です!

建築士と連携して最適なリフォームをご提案いたします!お気軽にご相談くださいませ!

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飯塚市H様邸リフォーム ビフォーアフター

先日、当社で仲介し、ペットのために家を購入された、飯塚市H様邸のリフォームが完了しました。

ペットがいるから賃貸ではなかなか見つからない…ペットのために家を買いたい!そんなご相談増えてます。

ペットのために家を買う。

素敵です!

(素゚∀゚敵)♪

ぜひご協力させて下さい!

H様のご了承を得て、リフォームした一部のビフォーアフターをご紹介いたします。

 

和室

2間続きの和室の1部屋をフローリングにしてペット部屋にして欲しいとのご要望でした。フローリングの色はお任せで、とのことでしたので、和室になじむ色味のものをチョイスしました。

急遽、リビングのクロスのよごれが気になるので貼替をしてほしいとのご要望がありましたが、なんとか年末までに間に合わせることができ、ほっとしました。

 

引越しも無事に終わったとの連絡があり、リフォームの請求書をお持ちしたところ、H様はペットたちのケージのレイアウト中でした。犬ちゃん、猫ちゃんはもちろんいるのですが、珍しい🐍ちゃん等爬虫類もいるとのこと。

 

来年は🐍年です。ご利益があるかもしれないので🐍ちゃんの写真を数枚撮らせて欲しいとお願いしたところ、快く撮影に応じて下さいました。

 

めっちゃ本格的じゃないですか!1匹1匹解説していただいたのですが、すみません、私の想像していた以上の状況で話が全く入ってきません笑

最後はご利益がありそうな、可愛い白🐍ちゃんの写真で締めましょう。

新しい年が皆様にとって幸多きものとなりますように。

良いお年をお迎え下さいませ。

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なまずた「やりなげ大会2024」に協賛します!

今年もこの時期がやって来ました!

 

ローカルイベント、飯塚・なまずた「やりなげ大会2024」。

今年も当社は協賛させて頂くことになりました。

会場は当社から北に600mほどの位置にある200号バイパスの下です。

 

そして、景品にご注目。

なんと、やりの飛距離1mにつき新米100gがもらえるんです!

お米の価格が高騰する中、うれしいですよね!

 

毎年、我が家も家族で参加するのですが、中でも、学生時代陸上部の妻が一番張り切っております笑

皆様もお誘い合わせの上、参加されてみてはいかがでしょうか。

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かなでる名盤④ ~ハートに火をつけて~

私的な名盤を所蔵CDアルバムより定期的にご紹介する「かなでる名盤」のコーナー

物件を探していたら、不動産会社を探していたら、偶然このページにたどり着いてしまった?そこのあなた!(偵察中の同業者の方も)

息抜きがてら、当社ブログでゆっくりしていってください。

80年代が続いたので60年代いってみましょう。

今回取り上げるアルバムは

ドアーズ『ハートに火をつけて』です。(67年発表)

収録曲

①ブレーク・オン・スルー

②ソウル・キッチン

③水晶の舟

④20世紀の狐

⑤アラバマ・ソング

⑥ハートに火をつけて

⑦バック・ドア・マン

⑧君を見つめて

⑨エンド・オブ・ザ・ナイト

⑩チャンスはつかめ

⑪ジ・エンド

 

大学時代にデヴィッド・ボウイにハマってた時期に手に入れたアルバム。それまで、ドアーズといえば、⑥を聴いたことがある程度でした。しかし、デヴィッド・ボウイのアルバム『スケアリー・モンスターズ』のCDのボーナストラックに本作収録⑤のカバーが収録されており、原曲が聴いてみたいということで購入。私にとってデヴィッド・ボウイのカバー曲から原曲を知り、それがきっかけでそのアーティストを聴くようになったケースは結構あるんですよね。

 

解説

『ハートに火をつけて』なんて、ロマンティックな邦題ですが(原題はシンプルに『ザ・ドアーズ』)内容は非常に重厚感のあるロックアルバムです。ボーカルのジム・モリソンの歌唱スタイルは、歌い上げるというより、詩を吐き出すという感じで、歌手というより詩人といった方がいいのかもしれません。そのモリソンを、堅実な3人のメンバー(オルガン、ギター、ドラム)が支えるという構図です。しかし、ただのバックバンドではなく、ちゃんと「個性を出しながら」支えているのがポイント。

初っぱなの①からイントロのドラム→オルガン→ギター→ボーカルと音が乗っかっていく冒頭の10数秒で彼らの世界観にグイグイと引き込まれます。③美しいバラード曲。④は原題は20th Century Fox。曲名からは有名な映画会社のロゴとファンファーレしか思い浮かびませんが、本作とは関係ありません。⑤ブレヒトのオペラ曲でミュージカル風味。やっぱり原曲のサラッとした感じがいいかな。ボウイバージョンは少々クセが強い笑 ⑥は特徴的なオルガンで始まる彼らの代表曲。当時シングルカットもされて、かなり売れたようです。ここまでがアナログレコード時代はA面。

ここからB面で徐々に盛り上がっていき最後の⑪のクライマックスへと向かいます。⑦ブルースの曲。対訳を見ると「バック・ドア・マン」って「ずるい男」っていう意味らしいです。知りませんでした。洋楽は聴きますが、英語にはかなり疎いです。笑 そしてラストの⑪は映画『地獄の黙示録』にも使われている問題作。圧巻の11分超です。何とも言えない陶酔感に浸れます。

次作の『まぼろしの世界』も本作と甲乙つけがたい出来のアルバムなので機会があればぜひ取り上げたいと思います。

それではまた!

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かなでる名盤③ ~ラブ・トリップ~

私的な名盤を所蔵CDアルバムより定期的にご紹介する「かなでる名盤」のコーナー

物件を探していたら、不動産会社を探していたら、偶然このページにたどり着いてしまった?そこのあなた!(偵察中の同業者の方も)

息抜きがてら、当社ブログでゆっくりしていってください。

今回取り上げるアルバムは

間宮貴子『ラブ・トリップ』です。(82年発表)

収録曲

①LOVE TRIP

②チャイニーズ・レストラン

③真夜中のジョーク

④哀しみは夜の向こう

⑤ALL OR NOTHING

⑥渚でダンス

⑦ ONE MORE NIGHT

⑧モーニング・フライト

⑨たそがれは銀箔の…

⑩WHAT A BROKEN HEART CAN DO

 

YouTubeで何となく良い雰囲気で、ずっと気になって4~5年前に手に入れたアルバム。YouTube観てると、たまにこういういい出会いがあるんですよね。

CD帯の参加ミュージシャンリストの中にナルチョ(鳴瀬 喜博)の名前を発見!この方、フュージョンバンドのカシオペアのベースなのですが、私がギター弾きはじめたころ最初に使ったギターの教則本(通信講座)がカシオペアのギターの野呂一生のものだったのでちょっと懐かしい気分に。

 

解説

無名のシンガーに、一流のプロデューサー、アレンジャー、ソングライターをつけて山下達郎人脈などの凄腕ミュージシャンに演奏させて歌わせたら、とんでもなく良いものが出来上がってしまったというアルバム。当時は全くヒットしませんでしたが、最近はシティポップの隠れ名盤として再評価されているようです。そしてシンガーの間宮貴子は、この一枚のアルバムを残して音楽業界から消えてしまったため、誰もその後のことは知らないし、何の情報もないという…実にミステリアス。

音の方ですが、アルバムジャケット通りかなと思います。大人の女性が歌う80年代シティポップの王道ですね。解説なのに手を抜きすぎですか?笑

各曲で作詞、作曲、アレンジャーが違うのに全体的に統一感があり、要所要所にコーラス、ホーンセクション、キーボードを配置して各楽器も目立ちすぎず埋もれ過ぎず凄腕ミュージシャンが揃っているのに抑制がきいているのはさすがだなと。そこに、いい意味で癖のないサラッとした歌声が乗ってきて、アルバム全体を通して心地よい気分にさせてくれます。ナルチョのベースのチョッパー(奏法)だけは、ご機嫌に動きまくってますが、いいアクセントになっていると思います。

最近シングルレコードで①③のカップリングで出ているようですが、当時もシングルカットされているかどうかは不明です。私も両曲ともシティポップの名曲だと思います。ちなみに⑩は①の英語バージョン。

私的には⑥も印象に残ってサビの歌い回しとかグッドだと思います。

このアルバム、ドライビングミュージックとしてもいいと思います。夜の福岡都市高速、北九州都市高速あたりのお供にいかがですか?(工事完了後の八木山バイパスでもいいですよ!)

テンションが上がってくれぐれも速度違反しませんように!

それではまた!

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飯塚市I様邸リフォーム ビフォーアフター

先日、当社で仲介し、中古戸建の購入+リフォームでご希望されていた、飯塚市I様邸のリフォームが完了しました。

I様のご了承を得て、リフォームした一部のビフォーアフターをご紹介いたします。

中古戸建を購入されてリフォームをお考えのお客様、参考にされてみてはいかがでしょうか?

トイレ

汲み取りトイレから、浄化槽を設置し水洗トイレになりました。

壁はタイルを落としてクロス仕上げに、床はお掃除しやすいCFシート仕上げになりました。

 

脱衣所

勝手口は潰し、ホコリが溜まりやすい洗濯機パンは撤去、壁は砂壁からクロス仕上げになりました。

 

お風呂

既存浴室を解体し、浴室乾燥暖房機付きのユニットバスになりました。

 

洗面台、洋室

もともと洗面台は廊下にありましたが撤去して、洋室の収納スペースを潰して浴室横へ新設しました。

 

キッチン、リビング

新品のキッチンに交換、窓は内窓を付け断熱性を高め、床は無垢材の板貼りになりました。

参考になりましたでしょうか?

 

かなでるプランは中古戸建の購入だけではなく中古戸建の購入+リフォームの対応も可能です!

建築士と連携して最適なリフォームをご提案いたします!

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かなでる名盤② ~プライド~

私的な名盤を所蔵CDアルバムより定期的にご紹介する「かなでる名盤」

物件探しに疲れたそこのあなた!息抜きがてら、当社ブログでゆっくりしていってください。

 

『プライド』という結構ありがちなアルバムタイトルですが、今回取り上げる『プライド』は

ロバート・パーマー『プライド』です。(83年発表)

収録曲

①プライド

②デッドライン

③時のまま

④ダンス・フォー・ミー

⑤心の中に

⑥イッツ・ノット・ディフィカルト

⑦セイ・ユー・ウィル

⑧テイク・マイ・ハート

⑨ウエイティング・フォー

⑩ザ・シルバー・ガン

 

ロバート・パーマーを初めて聴いたのは大学時代でベスト盤でした。ベスト盤の中で特に印象に残った2曲(本作収録の①、⑤)が収録されているアルバムということで、CDショップを探し回りましたがどこにも置いてありません。当時このCDアルバム廃盤になっていたんですね。それから約10年、ふと立ち寄った中古レコード店で偶然この中古CDを発見!大枚はたいて即購入!

 

しかし、その後すぐに紙ジャケCD(※もともとアナログレコードで販売していたアルバムをCDサイズにミニチュア化したもの、CDケースがプラスチックではなく紙製)で再発され、今では廉価版も再発されて普通に新品が手に入ります(泣)

 

解説

①アルバム先行シングル第1弾。カリビアン風味のテクノ。この曲が1曲目なので夏によく聴くアルバムです!スティールドラムの音色がトロピカルな雰囲気を一層引き立てます。

②「いびき」で始まり冒頭レゲエ風味なテクノで、途中でリズムが変化します。そして最後も「いびき」で終わります(笑)

③ノリのよい冒頭2曲のあとに、少しダークな雰囲気の漂うバラード。

④ディスコ風味のテクノでベースラインが動き回って面白いです。

⑤アルバム先行シングル第2弾。ファンク風味のテクノ。この曲、カバー曲だと知りませんでした。オリジナルは2人組テクノユニット、ザ・システムの曲。オリジナルも今回初めて聴きました。わりと忠実にカバーしてますがパーマー版の方が洗練された感じです。ここまでがアナログレコード時代はA面です。

⑥ここからがB面です。アナログレコード時代に発表された作品はA面とB面を意識して聴いてみると面白いですよ。本アルバムの中で一番ストレートなリズムの曲。

⑦おそらく本作のプロデューサー、ルパート・ハイン(テクノ畑の方)が主導になって作ったであろう曲。うねるシンセ、動きまわるベースライン、中近東風の歌い回しもあり、意外な展開も。本作の中でも異色。

⑧AOR路線。ロバート・パーマーのボーカルに焦点をあてた場合、本アルバム最高の曲だと思われます。

⑨特徴的なベースライン、アフリカンビートを取り入れていた時期のトーキング・ヘッズを思い出します。

⑩東洋を意識した曲で、歌詞はインドの「ウルドゥー語」で歌われます。最後はテクノサウンドと共に悟りの境地へ…(笑)

 

このアルバムの後、ロバート・パーマーはデュラン・デュランのメンバー等と一緒にパワー・ステーションを結成。同名のアルバムを発表、「サム・ライク・イット・ホット」等のヒットを飛ばします。

このアルバムはまた別の機会に!

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いい仕事してますね

先日、久しぶりに家族と親せきと一緒に旅行にいってきました。

宿泊した旅館は、築100年ほどの古民家をリノベーションした旅館でした。

ちなみに、私の妻の母は現役の建築士です。古い旅館や施設に行くと、建物の構造や設備が気になってしまい、私と一緒に見て回って厳しい?チェックが入ります。妻からは職業病だと言われます(笑)

しかし、このような古い建物やリノベーションした建物からは色々と勉強できることも多く、こういうリフォームのやり方もあるとか、こういう感じも面白いよねとか、実際にお客様に提案できるところもあります。

今回の建物を義母と一緒に見て回って気になったところは、リフォームした勾配天井の断熱の方法と、その部屋のエアコンの容量と効き具合、

 

そして、こちらの「リフォームしていない」床の間でした。

 

なぜここだけリフォームせずに残したのか?

よ~く見てみると

 

これすごくないですか?

魚眼レンズのカメラで撮ってるわけではないですよ!

床の間の建具が凸のアールと凹のアールですよ!

こんなの作れる建具職人、いい仕事してますね!

そして、これを残そうとした旅館のオーナー様の愛を感じます!

 

と、写真を撮っていると妻から

「散策するから早く降りて来い!」とのこと

 

怒られる前に、が正解です(笑)

 

かなでるプランは中古物件の購入だけではなく中古物件の購入+リフォームの対応も可能です!

ここは残したい、ここはリフォームしたい、お客様のご希望をお伝えください!

建築士と連携して最適なリフォームをご提案いたします!

 

※注意 今回の旅館は当社でリフォームしたわけではございませんのでご了承くださいませ。

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かなでる名盤① ~禁じられた色彩~

私的な名盤を所蔵CDアルバムより定期的にご紹介する「かなでる名盤」

物件探しに疲れたそこのあなた!息抜きがてら、当社ブログでゆっくりしていってください!

 

記念すべき第一回目は

坂本龍一&デヴィッド・シルヴィアン『禁じられた色彩』です。

このCDアルバムは、フルアルバムではなく4曲しか入っていない「編集ミニアルバム」です。

収録時間も22分程度でちょっとした息抜き時間にどうぞ。

 

収録曲

①禁じられた色彩

②バンブー・ハウス

③バンブー・ミュージック

④禁じられた色彩(ヴァージョンⅡ)

 

初めて聴いたのは大学時代で、いわゆるニューウェーブ系の音楽にハマっていた時期です。そして、私自身はギター奏者としての方向性を模索していた時期でもありました。そして、このアルバム、ギターは出てきません。

模索して至る「無」の境地(笑)

 

解説

① 83年発表シングルレコード『禁じられた色彩』のA面 2人のコラボ第3弾(B面は戦メリのサントラ6曲目収録の「種子と種を蒔く人」)
映画「戦場のメリークリスマス」のメインテーマにデヴィッド・シルヴィアンの歌を乗せたバージョンです。メリークリスマスということで、クリスマスの時期になると、クリスマスソング特集等で流れることも多いですが、私の場合、冒頭のシンセ音を聴いただけで「戦メリ」の映像を思い出してしまうので(映画の舞台は戦時下のジャワ島)、ジリジリと太陽の照りつける暑い時期、まさに今からの季節によく聴きます。

②、③ 82年発表シングルレコード『バンブー・ハウス』のA面とB面 2人のコラボ第2弾

「竹」をテーマにしており、東洋っぽい雰囲気を無機質なシンセサウンドで表現した曲。一言で言うと、YMOの『テクノデリック』×JAPANの『錻力の太鼓』の世界感。独特のドラミングはJAPANのドラムのスティーブ・ジャンセンで、いい仕事してます。

④ ①の別バージョン。イントロにしっとりしたピアノが入っている、このバージョンもまた良い!

 

ちなみに、2人のコラボ第1弾はJAPANのアルバム『孤独な影』収録の「テイキング・アイランズ・イン・アフリカ」です。

このアルバムはまた別の機会に!

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かなでる名盤

最近、お客様からよく言われることがあります。

「不動産会社にしては珍しい会社名だね、会社名に『かなでる』ってついてるけど何か音楽と関係あるの?」と

 

当社名は、

「住まいの売買を通して出会ったお客様のその後の人生が、音楽を奏でるような豊かなものであって欲しい」

という思いを込めて名付けました。

 

しかし、私のこれまでの人生、音楽と全く関係がなかった、というわけではありません。

 

私は、幼少の頃より音楽に親しんできました。

幼稚園の頃からピアノを習い始め、

中学生でギターを始め、

そして社会人になってからはフルートを習い始めました。

 

そして、楽器の演奏を通して様々な人と出会い、様々な音楽と出会いました。

残念ながら、最近は多忙のためほとんど演奏の方はできておらず楽器には触れておりませんが・・・今でもちょっとだけ、日常の家事が終わったあと、部屋で音楽を聴く「自分の時間」があります。

高級機ではありませんが、一応ONKYO(オンキョー)のコンポです。

私の部屋の棚には、これまでの人生を豊かにしてくれた「名盤」たちがあります。

私は、CD世代です。そんな私的な名盤を所蔵CDアルバムより定期的にご紹介していきたいと思っています。

もし興味がございましたら、ぜひ聴いてみてください。

 

聴くか聴かないかは、あなた次第です!(笑)