かなでる名盤⑫ ~リレイヤー~
今日は一気に寒くなりましたね。朝は少しみぞれも降っていました。
今年は、カレンダーの関係上、法務局の登記の年内受付が12/26まででした。
年内引き渡し期限の不動産売買取引を、事前に関係各所と打ち合わせ、なんとか決済を今日に押し込み、無事に引き渡しを終えて事務所に帰ってきたところです。
関係各所の皆様、ご協力いただき、誠にありがとうございました!
(そして自分、お疲れ様笑)
皆様、年末の大掃除は済んでいますでしょうか?
わたしは、この後から事務所の大掃除頑張ります!
その前に、今年最後の「いつもの」ブログの更新です笑
わたし的名盤を、所蔵CDアルバムから勝手に紹介する「かなでる名盤」のコーナー。
息抜きがてら、当社ブログでゆっくりしていってください。
今年最後のアルバムは
イエス『リレイヤー』(74年発表)です。

収録曲
①錯乱の扉
②サウンド・チェイサー
③トゥ・ビー・オーヴァー
イエス全盛期のメンバーでキーボード担当のリック・ウェイクマンが脱退してしまい、その穴を埋めるために新たにパトリック・モラーツが加入して制作された「唯一」のアルバムになります。(この後のアルバムでは、モラーツが脱退しウェイクマンが復帰する)
語弊があるかもしれませんが、分かりやすくいうと、クラッシック系の色彩感豊かなキーボードから、ジャズ、フュージョン系のキラキラシンセのキーボードにチェンジした感じでしょうか。モラーツのプレイスタイルは、他のバンドメンバーにも影響を与えているようで、モラーツの演奏力に引っ張られるように、今まで以上に弾きまくっています!(②等)。メンバーチェンジが上手くハマって、全盛期のアルバムのイメージを保ちつつも、モダンな仕上がりになっているのが本作の特徴。
①はレコードA面を全部使った20分超えの長尺の曲。イエスの長尺の曲の作曲方法は、何曲かのアイデアを1曲にまとめていくようなスタイルです。彼らのウリであるバンドの演奏力とメロディーの素晴らしさが同居する良い例の曲。ちなみにこの曲の16分あたりからは「スーン」という曲としてシングルカットもされておりCDのボーナストラックとして収録されています。①のメロディーの素晴らしさだけを抽出した良い曲(部分)ですので、入りはここからでもOKではないでしょうか。ちなみに②もボーナストラックでシングルバージョンが収録されているので入りはここからでもOKだと思います。往年のイエスファンの皆様すみません、③はイエス屈指の名曲なのでこれだけは最初から全部聴きましょう、ということでお許しください笑
初めてこのアルバムを聴くときは、とにかく音の情報量が多いので聴き疲れする部分があるのですが(わたしもそうでした)、そこから耳に残る「ここ好きかも」と思える部分があったのなら、あなたも一度入るとなかなか抜け出せない、イエスワールドの入口に足を踏みいれてしまったのかもしれません笑
このアルバム、音楽はもちろん素晴らしいのですが、ジャケットのアートワークがまた素晴らしいのです!ジャケットの鑑賞にはやっぱりレコードサイズっことで、CD世代の私には珍しくレコードも所有しております。

そしてジャケットですが見開きジャケットとなっており、開いたときにその本領を発揮します!
表面が来年の干支の「馬ジャケ」、裏面が今年の干支の「蛇ジャケ」という、なんとも縁起が良さそうなジャケットになっております!

「馬ジャケ」は少々強引だったでしょうか?笑
レコードは当社事務所に飾ってありますので、気になる方は、不動産のご相談ついでにお立ち寄りの際にでも、手にとってご鑑賞下さい!
それでは、新しい年が皆様にとって幸多きものとなりますように。
良いお年をお迎え下さいませ。