かなでる名盤① ~禁じられた色彩~
私的な名盤を所蔵CDアルバムより定期的にご紹介する「かなでる名盤」
物件探しに疲れたそこのあなた!息抜きがてら、当社ブログでゆっくりしていってください!
記念すべき第一回目は
坂本龍一&デヴィッド・シルヴィアン『禁じられた色彩』です。
このCDアルバムは、フルアルバムではなく4曲しか入っていない「編集ミニアルバム」です。
収録時間も22分程度でちょっとした息抜き時間にどうぞ。
収録曲
①禁じられた色彩
②バンブー・ハウス
③バンブー・ミュージック
④禁じられた色彩(ヴァージョンⅡ)
初めて聴いたのは大学時代で、いわゆるニューウェーブ系の音楽にハマっていた時期です。そして、私自身はギター奏者としての方向性を模索していた時期でもありました。そして、このアルバム、ギターは出てきません。
模索して至る「無」の境地(笑)
解説
① 83年発表シングルレコード『禁じられた色彩』のA面 2人のコラボ第3弾(B面は戦メリのサントラ6曲目収録の「種子と種を蒔く人」)
映画「戦場のメリークリスマス」のメインテーマにデヴィッド・シルヴィアンの歌を乗せたバージョンです。メリークリスマスということで、クリスマスの時期になると、クリスマスソング特集等で流れることも多いですが、私の場合、冒頭のシンセ音を聴いただけで「戦メリ」の映像を思い出してしまうので(映画の舞台は戦時下のジャワ島)、ジリジリと太陽の照りつける暑い時期、まさに今からの季節によく聴きます。
②、③ 82年発表シングルレコード『バンブー・ハウス』のA面とB面 2人のコラボ第2弾
「竹」をテーマにしており、東洋っぽい雰囲気を無機質なシンセサウンドで表現した曲。一言で言うと、YMOの『テクノデリック』×JAPANの『錻力の太鼓』の世界感。独特のドラミングはJAPANのドラムのスティーブ・ジャンセンで、いい仕事してます。
④ ①の別バージョン。イントロにしっとりしたピアノが入っている、このバージョンもまた良い!
ちなみに、2人のコラボ第1弾はJAPANのアルバム『孤独な影』収録の「テイキング・アイランズ・イン・アフリカ」です。
このアルバムはまた別の機会に!