かなでる名盤⑥ ~孤独な影~
私的な名盤を所蔵CDアルバムより定期的にご紹介する「かなでる名盤」のコーナー
息抜きがてら、当社ブログでゆっくりしていってください。
今回取り上げるアルバムは
ジャパン『孤独な影』です。(80年発表)
収録曲
①孤独な影
②スウィング
③バーニング・ブリッジズ
④マイ・ニュー・キャリアー
⑤メソッズ・オブ・ダンス
⑥エイント・ザット・ペキュリアー
⑦ナイトポーター
⑧テイキング・アイランズ・イン・アフリカ
ジャパンですが英国のバンドです。これも大学時代に手に入れたCDアルバムで、依頼、今に至るまで愛聴盤です。実は、現在の所有の上記ジャケットはオリジナルのジャケットではありません。
出典:Japan Gentlemen Take Polaroids
これがオリジナルのジャケットです。顔の角度が少し違う。
最初に手に入れたCDアルバムは上記曲順ではなく、本作先行シングル①のB面曲2曲(2曲ともインスト)が、なぜか③④の間に1曲と⑦⑧の間に1曲挟み込んだ形で収録されている「問題作」でした。この2曲を飛ばすために一体何度リモコンの先送りボタンを押したことか笑 現在の所有盤は本編のあとにインスト2曲がボーナストラックで収録されていますので、そのストレスから解放されました。
音の方ですが、ロキシー・ミュージックやデヴィッド・ボウイの影響下にある、独特な雰囲気のある欧州趣味のニューウェイブです。そしてこのバンド、メンバーが個性強すぎです。動き回るミック・カーンのベースライン(フレットレスベース使用)、音数の多いドラム、怪しげな音色のシンセ、そこに妖艶なデヴィッド・シルヴィアンの歌声が乗っかってきます。ギターだけは影が薄いです(その後脱退する)。アルバムA面1曲目①B面1曲目⑤を聴くとバンドとしての特徴がよくわかるかなと思います。ミック・カーンはサックスやオーボエなどの飛び道具も扱えて②などではサックスが効果的に使われてます。③はほぼインストでデヴィッド・ボウイがベルリンで録音した『ロウ』『ヒーローズ』の世界観。④前半サックスソロ、後半のバイオリンソロが印象的でいい味出してます。⑥はマーヴィン・ゲイのカバー曲ですが原曲のオールデイズ感は皆無で、完全に自分たちのものにしてしまっています。⑦バックの演奏がピアノ、シンセ、管弦楽器の欧州趣味の曲。⑧最後は明るめのシンセサウンドの曲で締めます。この曲、デヴィッド・シルヴィアンと坂本龍一との初コラボです!この2人のコラボはこれ以降も続いていきます。→過去ブログ「かなでる名盤① ~禁じられた色彩~」参照
まったりとしたい夜にはジャズもいいですけど、趣きの異なる本作もいかがでしょうか。
それではまた!